寂しがりやの構われ嫌い
「この問題が解けた人から、校庭に遊びに行っていいわよ」
いちはやく手を上げて教室を抜け出した私。
ジャングルジムに登ったり、ブランコに乗ったり
しばらくして広い校庭に1人、誰もこない事に気付いた。
「ひとりぼっちはいやだ」
痛切に思った。
それから色々な経験をして、失敗をくりかえした。
そして人よりできる事があるなら、その能力を人の役に立てよう。
それならひとりぼっちならないですむ。
そう思った。
群れるのも噂話も嫌い。
雑談も好きじゃない。
でもひとりぼっちはいや。
そんな私が社会に受け入れられる唯一の方法。
思い出したよ。